これから模試のシーズンが本格化します。そんなの知ってるよ!と思う方も多いと思いますが、今一度その意味合いについて触れておきます。
定期テスト
直近の学習範囲の理解度及び、目標点数をしっかり立てて、その達成度合いや、次回への目標を立てる
意味合いが強いと思います。
又、通知表の評価要素が強く、受験においては、内申点に直結しています。
1、2年生は各学年9教科各5点満点合計45点、3年生は2学期までで点数は倍計上の90点の合計180点です。(もし、1,2年が悪かったとしても、3年生からでも十分挽回の可能性はあります)
石川県の公立入試は、当日の点と内申の結果で決定するので、受験結果において、いわゆる逆転現象(試験当日点の高い生徒が不合格となり、低い生徒が合格となる)があるのもこのためと言われています。
総合模試(実力テスト)
範囲が広く問題も難しくなっている傾向があるので、定期テストより平均点が低くなる傾向があります。
3年生は、11月に実施される統一テストや、民間実施の総合模試の結果で、受験校の決定をする大きな判断材料になります。
最近は入試の合格者平均が50点(250点)を下回っているので、目標の点数を意識することももちろん大切ですが、目標校決定においては、自分が平均点からどの位の位置(プラスかマイナスか)なのかが特に重要になります。
例えば、平均点が40点のテストで60点と平均点が50点での60点は受験においてかなりの差となります。
各テストの意味合いに一つ一つ留意して、これからも対応していきたいと思います。
2014.9.29